押し方







きれいな印影の出し方は主に以下の4つです。

・下敷き
・インクの付け方
・押すときの力加減
・押す紙の質

以下詳細です。




■ 下敷き

下敷きは固くて平らなものがよいです。

よく見かけるゴム製などの下敷きは使わないほうがいいです。

これらはものによっては凹むので、印影の真ん中が写りにくくなります。

ぼくはガラス板(鏡)に紙を1、2枚のせて下敷きとしています。

印褥(インジョク)という篆刻用の下敷きもあります。高価なのでぼくは使いませーん。





■ インクの付け方

ぎゅーーーーーーーっとスタンプ台にはんこを一回だけ押しつけてから紙に押す人をよく見かけます。

このようなやり方をすると紙に押した時に色ムラができてしまいます。

スタンプ台(印泥)にポンポンと軽く叩くようにすると印面全体に均等にインクがのってきれいな印影が出ます。




■ 押すときの力加減

紙に押すとき。

押印するときは、ゆっくり、強く押してください。

気持ちの中ではんこを回すようにして押すときれいな印影が出ます。

あくまでも「気持ちの中で」です。

あからさまにグリグリ回して押さないようにー。




■ 押す紙の質

紙がでこぼこしてたり、ざらついてません?

そういうときは、まずはんこを押したいところの紙面の毛羽立ちを抑えます。

はんこのおしりでも、爪の表面でも、何かかたいものを使って紙の押したい部分をこすって平らにしてからはんこを押すときれいな印影が出ます。




商品に付属する取扱説明書

画像クリックで印刷用の大きい画像になります








せっかくなので道具についても




■印泥(スタンプ)について



ご存知と思いますが、ネチャッとした塊です。

乾くまで少々時間がかかるのが難点ですが、発色がよいので書画などの作品にはこの印泥を使って下さい。


印泥は気温によって固くなったりゆるくなったりします。

固いときれいな印影が出にくいので冬場は暖かいところで使うとよいです。

その他もろもろ詳しいことはこちらをご覧下さい。 使い方はぼくが説明するよりグーグル先生お願いします。
石のはんこは朱肉と呼ばれるスタンプ台や年賀状などで使ったりするスポンジ的なのものでも押印できます。

※ 100円ショップのスタンプ台は印面にインクがのらない粗悪なものがあるのでご注意。





■印褥(インジョク)について

はんこを押す紙の下敷き。

皮が張ってあったりしてそれなりに高価なものです。

上記の通り、代用可能。




■印矩について



はんこを二度押ししたり、押した印影が曲がってたりしないようにする「あて木」。

ぼくはほとんど使いません。




■印台(印床)について



はんこを彫る時に印材を挟んで作業をしやすくするための道具です。

押すことには関係がありません。

これから篆刻を始めようと思っている方は買ったほうがよいかもしれません。

なお、ぼくは手に持って彫るスタイルなので、持っていた印台はどこかへ行方不明となりました。




■印刀について



篆刻用の彫刻刀です。平刀。

細いのから幅広のまで様々。

ぼくは3mm幅と5mm幅でほとんど彫ります。

また底をさらうために2mm幅及び1mm幅を使います。

25mm角で漢字一文字篆書体などのご依頼の場合は9mm幅も使用します。





何か物足りない。



ひきしまったかな。



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